二次元を愛でる会

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【アニメ】闇芝居 全話視聴【感想】

 

こんにちは。管理人の来栖あさひです。

 

前回の記事から日が空いてしまいましたが、前回は闇芝居第七期の記事を書かせていただきました。

 

関連記事:【アニメ】闇芝居 第7期 全話視聴【感想】 - アニゲ部!

 

今回は闇芝居(第一期)の概要と、全話視聴のあらすじと感想という形で書かせていただきますので、見ていきましょう。

 

 

 
 
 

闇芝居の概要

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『闇芝居』は「寄ってらっしゃい見てらっしゃい。闇芝居の時間だよ」の切り口で昭和の紙芝居風に語られる、日本にある都市伝説的なストーリーの大人向け短編アニメです。

 

この闇芝居(第一期)は2013年7月14日〜同9月29日の期間にテレビ東京で放映されており、その後も続編が放映され、現在は第七期まで放映されている人気作品です。

 

 

 

 

第1話〜第13話 あらすじ・感想

闇芝居は各話完結の短編ストーリーになっていますので、各話別にあらすじ・感想を載せていきますね。

 

第1話『お札女』

記念すべき1話目。

アパートに引っ越してきた若い男は天井に貼られたお札に気づいて剥がしているところを、向かいのアパートの女が見ているようだった。

気味悪がりながらも翌日帰宅してみると、女が部屋に侵入していて…。

視聴覚でビビらせに来る話でした。女は男の身を案じてくれていたのかもしれませんね。

「見てない…! 何も見てない…!」

 

第2話『惨拝』

会社の出張で田舎の村にやってきた男。

山道で足を滑らせて怪我をした男が一晩村の病院に入院するのだが、同部屋の患者たちがすごい形相で男をにらむようで気味が悪い。

翌日退院してくると、患者たちが手を振り下ろすような不自然な〝バンザイ〟をして見送ってくれているようだったのだが…。

同部屋の患者が気味悪くていい感じでした。〝バンザイ〟と〝ザンバイ〟のかかり具合もツボでよかったです。

「あんた、もう生きてこの村から…!」

 

第3話『家訓』

両親に連れられて田舎に帰った少年トシハル。

そこでは親戚一同が集まり〝笑鎮め〟と呼ばれる儀式をしなければならないという。

トシハルは今夜1人で寝なくてはならないと言われるのだが、目が覚めてしまい…。

話の導入部で視聴覚でビビらせに来ると油断しているのでビビります(笑)閉鎖的な雰囲気が作られていて個人的には好きな話でした。

「どうしてもだ!」

 

第4話『かみ』

ある小学校の先生が夜遅くまで仕事をしていたのだが…。

プリントを印刷していると何か髪のようなものが写り込んでいた。

この話はある意味想像できるラストでしたが、要所要所にビビらせポイントがあり、目が離せませんでした。

「何なのよ、もう…」

 

第5話『異階』

幼い坊やの誕生日プレゼントを買いに来た家族だったが、お父さんが仕事で帰ることになり、エレベーターに乗ったのだが…。

視聴覚的なビビらせポイントはあまりないものの、エレベーターガールの不気味さも相まって、じわりとした怖さのある話です。

個人的にはもっと広げた話の枠として見たいなと思いましたね。

「お独りの時間、心ゆくまでお楽しみください」

 

第6話『網棚』

毎日仕事ばかりしていた男が、電車の網棚に異形の何かを見つけてしまう。

個人的にはあまり面白くないなぁと思って見てしまった話でした。

すごく感覚的で、取り憑かれると飛び込み自殺をするという話なのかな? イマイチ趣旨が掴めず、モヤモヤしていました。

「すぐに楽になるよ」

 

第7話『矛盾』

夜中に女の子にかかってきた電話から話が始まる。

友達のカップルが県境の廃病院に行ったという話なのだが…。

この話は、個人的には完全にネタにしています(笑)

実際はかなり怖いポイントのある話ですが、何度も見ていると「出てもいいの〜?」というセリフがネタにしか聴こえないのです。

ホラーの王道と言える肝試しモノでもありますが、友達の女の子という第三者視点で見ているところが面白いポイントだったと思います。

「出てもいいの〜?」

 

第8話『傘神様』

田舎に引っ越した友達の家に遊びに行った少年。

ほんの少しの時間に、傘神様と呼ばれる怪異を見てしまって…。

不安感と恐怖感が煽られますが、最後はハッピーエンドなのかな? と思って見ていると衝撃のラストに!

闇芝居らしい結末に嘆息してしまいます。

「楽しい夏休みの思い出は、これが…最後になったとさ」

 

第9話『祟られ』

忌まわしい呪いを背負った親子が、女の子を助けてくれる宮司を見つけて助けを求める。

宮司は女の子の呪いを祓うのだが…。

この話のイメージはやはり陰陽師ですね。

前話に引き続き、ハッピーエンドと見せかけての衝撃の展開に、思わず溜息をついてしまいました。

「力になれず申し訳なかった、と」

 

第10話『月』

野球部員たちが合宿所に泊まった時の話。

小学校の時にボットン便所に落ちたことをずっと忘れていたのだが…。

うーん、この話は印象に残らなかった感じですね。

インパクトが弱いのかな? つまらない話というわけではないと思います。

息を忘れるような緊張感は健在です!

「あん時だって、怖くて何かいるように感じただけだ…」

 

第11話『ビデオ』

中学生の3人が夏休み最後の日に、部屋に集まって宿題をしていた。

怖いビデオがあるというので3人で観ることになったのだが…。

実際に体験すれば怖い話。視聴者としては不気味な話だったかな、という印象です。

が、ビビらせポイントもあるのでそういった意味では楽しめます。

雰囲気の作り方がさすが闇芝居という感じで、個人的には好きな話でしたね。

「ナ・ニ・ガ? ナ・ニ・ヲ・見・タ・ノ?」

 

第12話『トモナリクン』

団地に住む女子高生と坊やたち。

トモナリクンと呼ばれる地面のシミと遊んでいるという坊やたちに、何となく気味悪さを感じた女子高生だったが…。

話としては、トモナリクン自体というよりもこの坊やたちの不気味さが際立つ話でしたね。

後、あまり関係ないですが女子高生が可愛いです(笑)

「約束したのに〜」

 

第13話『疼憑き』

田舎町の小学校に通う坊やたちが、見てはいけないという疼憑きを双眼鏡で覗いてしまうのだが…。

これは都市伝説でも有名な、いわゆるクネクネに近い話ですね。

派生的な作りなので一般的なクネクネとは違う部分もあるようですが、見ると伝播するというのは変わらないようです。

怖いのですが、展開が予測できるので、まぁ…という話でしたね。

「おじさん…? 何だろう、何か言って…!」

 

 

 

 

まとめ

闇芝居の記念すべき第一期です。

 

筆者はリアルタイムでも観ていましたが、深夜枠ということもあり大人向けのホラーは伊達ではないと言えると思います。

 

当然、地上波ですからグロい描写などはありませんが、日本的なホラー演出が色濃く出ている作品だと言えますね。

 

この闇芝居シリーズは2020年07月現在で第七期まで放送されていますが、変わらない人気を博していると言えるでしょう。

 

これからも震える展開を期待しつつ、本記事を締めさせていただきます。

 

 

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